ALTのローレンス・イニス先生の御父様がスチール・パンを寄贈

2013年04月25日 12時35分

このほどALTのローレンス・イニス先生の御父様が「スチール・パン」を本校の吹奏楽部に寄贈されました。

スチール・パンは、トリニダード・トバゴ共和国で発明された「20世紀最後にして最大のアコースティック楽器発明」といわれており、トリニダード・トバゴの「国民楽器」とされている楽器です。

トリニダード・トバゴ出身のイニス先生は、平成20年8月からALTとして本校に赴任されました。イニス先生が本校の吹奏楽部の熱心な活動の様子を御父様に伝えたところ、何かお役にたてればと御父様のご厚意で当楽器を贈っていただきました。4月12日、贈呈式を挙行。吹奏楽部部員に喜びの笑顔が広がりました。

現在、パーカッション担当の山田君が猛特訓中。5月24日(金)、アルカス佐世保で開催される「連合音楽祭」で初披露します。曲目はラテンナンバーの定番チャック・リオ作曲の「テキーラ」です。乞うご期待! 皆さまぜひご来場ください。

◎イニス先生からのメッセージ

After 5 years of great memories and experiences at Sasebo Kogyo, I wanted to say thank you. ALTs are supposed to teach English and also culture so I decided to give piece of my culture. The Steel pan is symbol of my country and culture. I want to share this special symbol with you. This is my thank you.

Thank you from the
Inniss family.

(訳)佐世保工業で素晴らしい思い出と経験の5年間、私はあなたに感謝したいです。ALTとして、私はわたしの文化を紹介したいと決めたので、英語も文化も教えにきました。スチール・パンは私の国と文化の象徴です。私はあなたとこの特別なシンボルを共有したいと思います。これは私のあなたに対する感謝です。イニス家族からありがとうと伝えたいです。

(写真:上 寄贈されたスチール・パン 中ALTのローレンス・イニス先生 下 贈呈式の様子)