東日本大震災五周年追悼

2016年03月16日 12時10分

 東日本大震災で犠牲となられた方々の御冥福を祈り、哀悼の意を表するために、東日本大震災から5周年にあたる3月11日に本校では黙祷を捧げ、3クラス合同の特別授業を行いました。なお、この授業の様子はNIB(長崎国際テレビ)でも放映されました。

 黙祷の前に次のようなメッセージを校内で放送しました。

 3月11日は平成23年(2011年)に「東日本大震災」が発生した日です。今日で「東日本大震災」の発生から5年になります。5年前の3月11日は、本日と同じく週末の金曜日でした。当時、小学校6年生もしくは5年生だったみなさんは、その時、何を感じていたでしょうか。

 5年という年月は長いように思われますが、被災した方々が、かつての生活を取り戻すことができたとは言えません。実際のところ、失ったものを取り戻すことは不可能に近く、これからも現地の方々には辛く苦しい現実が続きます。大切な人の命を亡くした方々はなおさらです。

 私たちにできること、それは被災地への関心を失わないことです。

 今日という一日は、当たり前のようにやってくるはずの明日を迎えられず、無念の思いで亡くなった方々が何としても生きたかった一日です。今日という一日を大切な家族や友人と一緒に生きることができることに感謝し、「東日本大震災」で亡くなった方々の冥福を祈って黙祷を捧げましょう。