建築科「鉄筋・圧接技能講習」について。
平成29年度 産業教育民間講師招へい事業
「鉄筋の技能講習・圧接技能講習」
平成29年度産業教育民間講師招へい事業を活用し、平成30年2月14日(水)・15日(木)に
「鉄筋の技能講習・圧接技能講習」を実施しました。
この事業は、近年の技術の進展に伴う産業経済の著しい変化に即応するため、学校に企業・
研究機関等から講師を招へいし、産業界の変化に対応できる人材の育成と産業教育の振興・
充実を図ることを目的としています。
鉄筋の技能講習は、建築・土木鉄筋工事一式をされている有限会社ナベキン
代表取締役の渡部 稔 講師。圧接技能講習を平木工業株式会社 鉄筋圧接工事部
次長 辻 健一 講師をお招きし、建築科の生徒に鉄筋組立作業と圧接の技能講習、
現場で求められる人物像について講話をいただきました。
建設現場で職人としてこだわりを持って仕事をされている講師のプロの技を目の当たりした生徒からは、
鉄筋組立作業の速さと正確さ、圧接部の美しさに驚き、瞳を輝かせていました。
講師からは、生徒一人ひとりの作業状況に応じたアドバイスやコツを指導していただきました。
特に、圧接の作業では、初めての体験ということもあり、緊張感がある中、有意義な体験をすることができました。
講話では「まじめさ」「謙虚さ」を持って仕事に取り組むことで、周囲から支えられる人物になる。また、仕事を含め、
何事も「姿勢」が大切である。工業人は、こだわりが仕事への誇りにつながることを話していただきました。
講師 渡部様、辻様には、お忙しい中、ご指導いただきまして有難うございました。今後も、企業・研究機関等への
ご理解とご協力をお願いし、生きて働く力の育成に励みたいと思います。
【生徒の感想】
・圧接や鉄筋組立作業の職業について、今まで考えたこともなかったが、今回講話や実技体験をさせてもらい、
とても良い経験になり、職業について考える機会となった。
・日常の授業では、体験できない貴重な時間となった。将来の職業選択の参考になった。
・建設現場での仕事は、大変な仕事だが、やりがいのある仕事だと思った。
・社会人になるために必要な姿勢を学ぶことができて良かったです。